結婚してから引っ越す夫婦がいるように、結婚と引っ越しのタイミングは人それぞれですよね。
結婚や引っ越しの準備で忙しくしている以上、それぞれの報告も遅れがちになることもあるでしょう。
出来ることなら結婚と引っ越しの報告は同時にしたいものですが、はたして結婚と引っ越しをはがきで同時に報告することは出来るのでしょうか?
別々に報告した方が良いかもしれませんし、引っ越しと結婚式の日にちがズレている状態だと別々の方が良いかもしれません。
そこで、引っ越しと結婚の報告をはがきで一緒にしてもいいのか、文例はどんなものなのかをご説明しましょう。
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もくじ
結婚と引っ越しの報告ははがきで一緒にしていいの?
結論から言えば、結婚と引っ越しの報告をはがきで一緒にしても構いません。
何より、別々にはがきを送ると二度手間になってしまうので、報告する人が多いほど大変な作業になってしまうでしょう。
結婚の報告の後に引っ越しで住所が変わった報告を別々にするより、結婚と引っ越しの報告を同時に行った方が二度手間にならずに済みます。
しかし、結婚と引っ越しの報告をするにはタイミングがあるので、そのタイミングを逃してしまうと別々にはがきを送ることになります。
では、そのタイミングとはどんなものなのでしょうか。
引っ越しの報告は速やかに
そもそも結婚の報告は結婚式が終わってからするものだと思っている人が多くいますが、夫婦の生活は二人で入籍したその日から始まっています。
したがって、結婚の報告は入籍してから行うのが正しいです。
結婚と引っ越しの報告を同時に行うなら、引っ越しして住所が変わったタイミングで行うのがベストです。
この場合、はがきで引っ越しによる住所変更を相手に知らせると共に結婚の報告が出来るので一石二鳥なのです。
特に引っ越しをしたことを早めに知らせておかないと、万が一旧居に荷物が送られた時に転送されるか分かりません。
転送不要となっているか、もしくは伝票の名字が旧居の苗字と違っていた場合は宛先不明となり、返送されてしまいます。
返送されてしまうと相手に不信感を抱かれる恐れがあるので、引っ越ししたら速やかにはがきで知らせるべきでしょう。
結婚と引っ越しの報告は1ヶ月以内に行うのがベスト!
結婚と引っ越しの報告は出来る限り早めに行うのが得策です。
正確には入籍してから1ヶ月以内、引っ越しの報告も転居してから1ヶ月以内に行いましょう。
あまり報告が遅れてしまうと相手方に失礼になってしまいますし、先ほど説明したように荷物の問題が発生してしまいます。
しかし、入籍してから1ヶ月以内に引っ越ししなかった場合、引っ越しのタイミングで結婚の報告が出来ないので、やむなく別々に報告しなければならなくなります。
ただし、結婚式を済ませてから引っ越しするという人は、結婚式を挙げてから引っ越しと一緒に報告することも出来ます。
つまり、入籍・結婚式を済ませると共に引っ越ししたその日から最低でも1ヶ月内にはがきで報告するのがベストです。
結婚と引っ越しの報告は知り合いなら誰にでも送っていいの?
結婚と引っ越しの報告をはがきで行うにあたり、重要なことだからとそこまで関わりがない人にまで報告する人もいるのではないでしょうか。
しかし、誰にでもはがきで報告してしまうと、人によってはお祝いの品を催促しているように捉えてしまう可能性があります。
この報告はあくまで引っ越しで住所が変わったことと結婚によって姓が変わったことを簡潔に報告するだけです。
はがきで報告する必要性があるのは、住所と姓の変更に伴う影響を与える人だけでにするのが得策でしょう。
しかし、親戚の場合はいきなりはがきで報告のは失礼に値します。
出来るなら直接報告するか、電話で報告しましょう。
また、友人の場合ははがきでなくともメールなどを送るだけで十分です。
改まってはがきで報告されても相手が反応に困るだけなので、簡単に済ませても構いません。
引っ越しと結婚の報告をはがきで一緒に行う時の文例について
結婚と引っ越しの報告をはがきで一緒にするのは良いですが、どのような文章で報告すればいいのか迷ってしまいますよね。
無理矢理繋げても不自然な文章になってしまいますし、相手に伝わりやすい文章の書き方が知りたくなるところです。
では、結婚と引っ越しの報告をはがきで一緒にする際の文例についてご説明しましょう。
結婚と引っ越しの報告を一緒にする場合、どちらをメインにするかで文章が変わる
まず最初に覚えておきたいのは、結婚と引っ越しのどちらをメインにして報告するかどうかです。
どちらもメインにしてしまうと相手に伝わりにくいので、結婚か引っ越しのどちらかを重視する必要性があります。
はがきに記載するのは、挨拶の冒頭文、挨拶の本文、サブの本文、必要に応じて追記の順番で記載しましょう。
最初に結婚か引っ越しの冒頭文を記載しますが、この時に長々と挨拶せずに一言で挨拶します。
次に結婚か引っ越しの挨拶を本文に記載します。
この時、冒頭文に書いた文章の後に続くのが挨拶の本文なので、「○月○日に入籍し、新たな生活をスタートさせました。何かと至らぬ二人ではございますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。」と記載するのが得策です。
先ほどの文例は結婚がメインの本文ですが、引っ越しをメインにする場合は「○月○日にこちらの住所に引っ越し、新たな生活を始めました。近くにお越しの際はお気軽にお越しください。」と新居の住所と一緒に記載するのが得策です。
そしてサブの本文には挨拶の本文で記載していなかった結婚か引っ越しの報告をしましょう。
この時もあまり長くならずに簡潔に伝えた方が、読み手に上手く伝わりやすくなります。
結婚の報告をメインにしていた場合は、サブの本文の後に新住所と名字が変更になったことを記載しましょう。
一般的にはサブの本文を記載して終了ですが、必要な人は追記を記載しましょう。
追記に関しては手書きの方が親近感を持たれやすいので、手書きで記載するのがおすすめです。
さいごに
結婚を機に引っ越しをする場合、両方の報告をしなければならないので大変です。
この場合、別々に報告するよりもはがきで一緒に報告した方が二度手間にならないのでおすすめです。
はがきの書き方を間違えなければ相手方に上手く伝わりやすいので、きちんと文章を記載する順番を間違えないようにしましょうね。
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