電気、ガス、水道は生活に欠かせないライフラインですが、引越しの際にはこれらを止めてから新居に移動しなければなりません。
当然、引越しの準備を行っている期間中は様々な準備や手続きなどで慌ただしく動いていることがほとんどなので、ライフラインをいつ止めるかが分かりにくいのではないでしょうか。
もちろん新居に引越した後のライフラインも整えていかなければならないので、どのタイミングで解約するのか、開始の手続きを行うのはいつ頃にするべきなのかを知っておく必要性があります。
そこで、ライフラインの一つである電気を解約する時や開始する手続きはどのようにすればいいのかをご説明しましょう。
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もくじ
電気の解約はどのように行うべき?
まず、最初に行うのは電気の解約ですが、手続きが早くても遅すぎてもいけません。
電気がなければ生活面で不便になるのは目に見えていますし、解約の手続きが遅くてもスムーズに解約出来ない場合があるので、解約のタイミングは非常に重要です。
もし旧居の電気利用の解約を済ませておかなかった場合は、新居に引越したにもかかわらず住んでいない旧居の電気料金が請求される事態になってしまいます。
では、引越しの際に電気の解約をする手続きはいつ行うべきなのでしょうか。
電気を解約する時は、引越しする1週間前に手続きしよう
引越しする時の電気の解約は、基本的に引越す1週間前に行いましょう。
基本的に1週間前がベストではありますが、引越しで時間が取れなかった時は引越しする2.3日前でも構いません。
解約の手続きの際には電話かインターネットで契約している電気会社に連絡を行います。
しかし、1週間前が基本とはいえ、引越しシーズンとなる3月や4月は1週間前では解約の予約が殺到している可能性が高いので、解約の申し込みをしても希望日に来れないという事態になる可能性があります。
したがって引越しシーズンは1週間前ではなく、引越しする1ヶ月前などに手続きを行う必要性があるでしょう。
電話で解約を申し込む際にはどう伝えればいい?
電話で電気の解約を申し込む際には、
・契約者氏名
・現住所
・引越し日
・お客様番号
・契約種別
以上の情報を伝える必要があります。
お客様番号や契約種別は電気料金の領収書や検針票に記載されているので、事前にそれらを確認して控えておきましょう。
引越しの当日はどうすればいい?
引越しの当日は自宅に直接電気会社の係員が電気メーターなどを確認しに来るので、基本的に立ち会いが必要になります。
係員は電気メーターの確認や電気料金の精算を行った後に請求してくるので、その場で現金を支払う必要があります。
もちろん必ずしも立ち会わなければならないわけではありませんが、もし係員の元に立ち会えなかった場合は新居に請求書が届いたり、口座振替にしている場合は自動的に電気料金が引き落とされるので注意しましょう。
電気の開始をする時の手続きはどうすればいいの?
次に、新居に引越した後の電気の開始手続きはいつ行うのかどうかです。
電気は生活に欠かすことが出来ないライフラインの一つなので、早急に電気の開始手続きを行わなければならないでしょう。
では、電気を使い始める為にはどんな手続きを行えばいいのでしょうか。
電気を使い始める時は、電気会社に申し込まなくてもいい!
ガスなどのように引越しする前に電話で申し込みをする必要性があるかと思われるかもしれませんが、電気に関しては申し込みが必要ありません。
したがって事前に電気会社に電話する必要性がなく、新居に引越したその日に係員の元に立ち会うこともありません。
新居に引越した後は、基本的にアンペアブレーカー→漏電遮断器→配線用遮断器の順につまみを「入」にするだけで電気を使用することが出来ます。
ただし、この手順で電気が使えるようになったからといって、そのまま使い続ければいいというものではありません。
先ほどの手順はきちんと電気が使えるかどうかを確認する為のものなので、正式に電気を使う為には電気使用申込書に必要事項を記入してポストに投函するか、インターネットで使用を開始する手続きを行う必要背があります。
電気使用申込書は新居に備え付けられているので、記入漏れのないようにしっかりと必要事項を記入しましょう。
もしも電気使用申込書が見つからなかったら、各電力会社へ連絡してくださいね。
もしも契約アンペアを変更したかったらどうするの?
引越しを機に契約アンペアを変更したいという人もいるのではないでしょうか。
契約アンペアとは一度に電気を使える量であり、契約アンペアの容量が少ないとブレーカーが落ちてしまう原因となります。
契約アンペアの容量を増やすことによって一度に使える電気の量が増やせる為、ブレーカーが落ちにくくなるのです。
契約アンペアを変更する時は電力会社に変更の依頼を行わなければなりません。
変更することが決まったら次に契約アンペアの交換する為の工事を行わなければならず、場合によっては料金が発生することがあるので、事前に料金が発生するのか電力会社に聞いてみましょう。
ここで注意したいのは、賃貸に引越した後に契約アンペアを変更したい場合は、必ず大家さんの了解を得る必要性があるということです。
了解を得ずに交換工事を行ってしまうと、後で大家さんとのトラブルになりかねません。
また、もう一つ気を付けておきたいのが、契約アンペアの容量を大きくすると電気代の基本料金が高くなってしまうことです。
そこまで一度に電気を使わないというのであれば、電気代を抑える為にも容量が小さいアンペアに変更するのも得策です。
さいごに
ライフラインの一つである電気を解約するには、出来る限り早めに申し込む必要性があるでしょう。
引越しの直前になって申し込んでも予約出来ない可能性がありますし、後で余計な電気料を支払うことになりかねません。
幸いにも新居に引越した後に電気を使い始める手順は実に簡単なので、少なくとも引越す前に余裕を持って行動するべきです。
くれぐれも旧居に新しく引越す人の迷惑にならないように気を付けましょうね。
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