引越しの際に意外と起こりやすいのが、エレベーターが狭いせいで荷物が入らないという事態です。
元々エレベーターがない引越し先ならまだしも、エレベーターが狭くて一定の荷物しか運べない事態はよくあることなのです。
しかし、自分が引越す際にエレベーターが狭くて荷物が運べないというのは避けたいものです。
何とか運べる方法があればいいのですが、追加料金が発生するような事態は避けたいですよね。
そこで、エレベーターが狭くて荷物が入らない場合の対処法についてご説明しましょう。
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もくじ
エレベーターが狭い場合に荷物を運ぶ方法とは?
エレベーターの狭さが問題で荷物が入らない自体は珍しいことではありません。
エレベーターで運べないなら他の方法が考えられますが、何とかしてエレベーターで運ぶ方法もあります。
では、エレベーターが狭くても荷物を運ぶ方法をご説明しましょう。
荷物を解体する
もしもエレベーターに荷物が入らない場合は、荷物を解体して運ぶ方法があります。
もちろん解体した後に再度組み立てられるものでなければなりませんが、事前に解体できるものを解体しておくことで狭くてもエレベーターで運ぶことができます。
特に組み立てて使用するものは長年使っていると解体できることを忘れやすいので、冷静になって解体できないか調べてみましょう。
ただし、解体することができたとしても、新居で再度組み立てることができない荷物の場合は解体しないで他の方法を試すのが得策です。
また、再度組み立てができる荷物の場合でも、長年使っていたり傷んでいる荷物だと一度解体してしまうと組み立てることができない可能性もあるので注意しましょう。
エレベーターに入らないなら階段で運ぶ
エレベーターが狭くて荷物が入らないのであれば、階段で運んでみましょう。
自分で運ぶとなると荷物が重いほど大変な労力を必要としますし、業者に運んでもらう場合だと追加料金が発生したり、万が一荷物が破損してしまう可能性があります。
引越し先が上階にあるほど追加料金が発生する可能性が高いので、事前に会談で運ぶ場合の算段をつけておくのがベストです。
荷物によっては階段でも運べない場合もある為、階段以外の方法も考える必要性があります。
クレーンで窓から搬入する
エレベーターはもちろん階段でも運べないとなったら、クレーンで荷物を吊り上げて窓から搬入する手段があります。
クレーンであれば大抵の荷物は窓から入れることができますが、クレーンを手配することになるので高い追加料金が発生することに注意が必要です。
本来であればクレーンによって搬入できる荷物であっても、クレーンを止めておける環境が整っていなければなりません。
窓の近くまでクレーンを持っていかなければなりませんし、そもそも引越し先にクレーンを止めることができなければ荷物の搬入ができなくなります。
大前提として業者がクレーンでの搬入に対応していなければクレーンを利用した搬入ができなくなる為、クレーンで運べないとなれば諦めるしかなくなるかもしれません。
新居のエレベーターが狭かった時はどうすればいい?
当日になってエレベーターが狭いことが分かった時、どうしようもなくなるのは単に事前に新居を調査してこなかったことが原因として挙げられます。
事前にエレベーターが狭いことを知っていれば、荷物の搬入の問題で困ることもなくなったでしょう。
では、新居のエレベーターが狭かった場合はどうすればいいのでしょうか。
事前に新居をチェックしておく
引越し業者は訪問見積もりを行ってくれたとしても、新居をチェックすることはありません。
したがって引越しで失敗しない為にも、事前に新居がどんなものかチェックしに行きましょう。
エレベーターで運べる荷物はどれくらいが限界なのか、階段で運ぶなら階段の寸法や搬入経路を確認したり、万が一クレーンを利用する場合はクレーンを止める場所はあるかなど、様々な確認を行うのが得策です。
もしもエレベーターに入らない荷物があったら、すぐに引越し業者に相談してどうやって荷物を運ぶのか対策を立てる必要性があります。
業者としても事前に知らせてくれた方が対応しやすいので、たとえエレベーターが狭くてもその他の方法で荷物を運ぶ方法を考えてくれるでしょう。
クレーンを利用するなら、追加料金に注意しよう
エレベーターや階段で荷物を運ぶことができない場合は、やむなくクレーンで荷物を搬入することになります。
しかし、クレーンを利用する際に注意しておきたいのが、追加料金の問題です。
クレーンを利用する際はスタッフの作業員に応じた料金に加え、クレーンの手配費用などがかかります。
クレーンを手配した場合の料金相場は2万円から3万円程度であり、相当な追加料金がかかると思っていいでしょう。
クレーンも利用できない場合は?
エレベーターや階段、クレーンすらも利用できない場合は、その荷物の搬入を諦めるしかありません。
解体して再度組み立てられるならまだしも、それが無理なら搬入できない荷物を業者に引き取ってもらうか、リサイクルショップなどで買い取ってもらう必要性があります。
思い切って業者に引き取ってもらい、やむを得ず買い替えることになる選択肢もあるでしょう。
搬入できない荷物をそのまま長期間外に出しておくことは近所の迷惑にもなるので、早めの決断が必要になります。
さいごに
エレベーターが狭くて荷物が入らない事態はよくあることなので、当日になって混乱しないように事前に確認する必要性があるでしょう。
本来ならエレベーターで運ぶのが理想的とはいえ、エレベーターでの搬入ができないなら階段かクレーンを利用するしかなくなります。
追加料金が発生したり、クレーンで運べないような事態になる前に、事前に引越し業者に相談するのが得策です。
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