猫を飼っている人は、引っ越しする際に新居に猫を連れていかなければなりません。
愛猫と新居で新たな生活を始めるにあたって、様々な楽しみが待っていることでしょう。
しかし、問題なのは愛猫が引っ越しの際にストレスを感じやすく、新居に慣れるまで時間がかかるということです。
猫は自分のテリトリーを非常に大切にする動物なので、環境がガラリと変わったことで大きなストレスに繋がってしまいます。
引っ越しは飼い主にとっても大変なことですが、猫にとっても飼い主と同等かそれ以上に大変な思いをすることになります。
そこで、猫と一緒に引っ越しする際に気を付けておきたい注意点は何か、猫が新居に慣れるコツやストレス解消法などをご説明しましょう。
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猫と一緒に引っ越しする際の注意点とは?
猫と一緒に引っ越しする際には、自分のことより猫を最大限に気遣うことが大切です。
猫は何より自分のテリトリーを重要視する動物であり、様々な環境の変化に敏感です。
猫の気持ちもお構いなしに引っ越しをどんどん進めてしまうと、多大なストレスを与える恐れがあるでしょう。
では、猫と一緒に引っ越しをする際には、どんな注意点があるのでしょうか。
出来る限り早めに引越しの準備を始めよう
猫は飼い主の様子に呼応する動物なので、引越しする日が近づいて慌ててしまうようだと猫も慌ててしまいます。
当然引っ越しする日が近づいてきたり、引っ越しした後も飼い主がピリピリした様子だと猫もそれを感じ取って不安な気持ちになってしまいます。
猫に余計な不安感を与えない為にも、引越しする1ヶ月前や数週間前などから準備を始めましょう。
飼い主がゆったりとした気分で引越しの準備を進めるだけで、猫も安心した様子で過ごせます。
猫が気に入っている家具やグッズを捨てるのはダメ!
引っ越しを機に必要ない家具を処分したり、古くてボロボロになった猫のグッズを捨てることを考えている人もいますが、猫にとってはとんでもないことです。
猫にとっては慣れ親しんだ家具や猫グッズがあるからこそ自分のテリトリーだと認識します。
引っ越しして見知らぬものばかり囲まれた猫の気持ちはどうなるでしょうか?
自分が知らないものばかりが置かれていると、猫はストレスを感じてしまい、引きこもりがちになります。
慣れ親しんだ家具や猫グッズがあると猫は安心し、新しい環境の変化に慣れやすくなるので、ボロボロだからこそ捨てずにとっておきましょう。
環境の変化を少なくすることが猫のストレスを軽減させることになります。
万が一の時の為に、首輪と迷子札を用意しよう
飼い主が突然引っ越しを始めたことが原因で、猫が脱走してしまう可能性があります。
今まで脱走したことがない猫でも大人しい猫も脱走してしまう可能性があるので、引っ越しの準備を始める前に首輪と迷子札を用意しておきましょう。
自宅の住所と共に新居の住所も記載しておけば、いずれ戻ってくるでしょう。
また、早めに首輪や迷子札に慣れさせておくことで、猫に与えるストレスが少なくなります。
転居先の動物病院を把握しておこう
引っ越してもかかりつけの動物病院が近くにあるなら問題ありませんが、もし遠方になるなら転居先の動物病院がどこにあるのかを事前に把握しておきましょう。
引っ越しする前に今まで通っていた動物病院に挨拶すると共に、予防接種や病歴などの記録をもらっておくと、転居先の動物病院を訪れる際に役立ちます。
なお、まだ転居先の動物病院を見つけていない場合、かかりつけの動物病院で転居先にあるおすすめの動物病院を紹介してくれることもあります。
猫は急な環境の変化についていけず、体調を崩す可能性があるので早めに転居先の動物病院を見つけておきましょう。
長距離の移動が予想されるなら、事前に獣医や旅行会社に相談しよう
猫にとって慣れない環境の変化は大きなストレスを感じますし、移動時の騒音や振動を感じることで大きなストレスも感じてしまいます。
特に長距離の移動ともなればキャリーバッグなどにやむなく入れて移動することになるので、相当なストレスと共に不安を感じるでしょう。
もし長距離の移動が予想されるなら、事前に獣医や旅行会社に相談しましょう。
獣医には猫の健康上の問題について相談し、旅行会社には法律上の問題を相談することで。その都度対処出来ます。
また、突然キャリーバッグに入れられる猫のストレスを軽減させる為にも、早めにキャリーバッグに慣れさせる必要性があります。
徐々に慣れさせることで移動する際のストレスを軽減させることが出来るので、キャリーバッグに慣れてきたら短い距離の移動を繰り返すのがコツです。
引越しの当日はお風呂場で待ってもらおう
引っ越しの当日になったら、猫をお風呂場で待機させて外に出せないようにしましょう。
なんだか閉じ込めているようで気が引けるかもしれませんが、猫にとっては引っ越しする際のバタバタしている時の方がストレスを感じます。
引っ越しする際には業者に猫がいることを知らせ、お風呂場のドアには「猫がいるので開けないでください」という張り紙をしておきましょう。
もちろんただお風呂場で待機してもらうだけでは不安になってしまうので、浴槽の水を抜いてから愛猫のお気に入りの猫グッズや敷物、寝床、トイレ、ご飯も一緒に置いておきます。
お風呂場が寒いと猫が風邪をひく恐れがあるので、事前にお風呂場を温めるのを忘れないようにしましょう。
旧居から猫を連れ出す時は目隠しを忘れずに!
ようやく荷物が運び終わり、いよいよ猫を連れ出しますが、その際は目隠しを忘れずにしましょう。
目隠しといっても猫をキャリーバッグに入れ、その上から布をかぶせるだけで構いません。
目隠しをするのは、猫が旧居を出る際に部屋を見た時、自分が気に入っていた空間にお気に入りの家具などが全てなくなっていることにかなりのショックを受けてしまうからです。
同時に大きなストレスに繋がるので、必ず目隠しをしてから連れ出しましょう。
ただし、いつまでも布をかぶせたままでは不安になってしまうので、車に乗せた後に布を外しましょう。
引っ越しの際に猫のストレスを減らすにはどうすればいい?
突然の環境の変化についていけず、どうしても猫はストレスを感じるものです。
そのストレスを出来る限り減らしてあげることも、飼い主の大事な役目です。
では、ストレスを減らす方法をご説明しましょう。
猫の砂は絶対に捨てないように!
トイレの砂など、引っ越しを機に処分してしまう飼い主が少なからずいますが、その行動は絶対にしてはいけません。
猫は自分の匂いがついているものがあると自分のテリトリーが確保されていると感じて安心するので、猫の砂は絶対に捨てないでください。
新居に着いた時もすぐに落ち着ける場所を作る為に、すぐに猫の砂を取り出せるようにしておきましょう。
猫の砂があるのとないのとではストレスの減り方がまるで違います。
移動はキャリーバッグなどの狭い場所に入れてから
猫は元々狭い場所を好むので、キャリーバッグなどはうってつけの移動手段になります。
そのままだと猫も不安になってしまうので、一緒にお気に入りの毛布やおもちゃなどを入れておくと安心するでしょう。
万が一の為に、トイレシートも忘れずに敷いておきましょう。
新居に着いたら、猫が落ち着ける場所を確保する
新居に着いたら真っ先に行うのは荷解きではなく、猫が落ち着ける場所を確保することです。
猫は慣れない環境に連れてこられたことで、引きこもりがちになります。
押し入れやクローゼットなど少し暗めのところにキャリーバッグやゲージごと置き、自由に出入り出来るように入り口を開けておきます。
そしてその近くに今まで使っていた食器にエサや水、持ってきた猫の砂を入れたトイレを近くに置いておきましょう。
猫が新居に慣れるコツとは?
ようやく引っ越しが終わり、新居に着いたとしても油断は出来ません。
猫にとっては全く知らない環境なので、そのままでは触れるどころかキャリーバッグやゲージの中に引きこもったままになってしまいます。
そんな時は新居に慣れてもらうコツを実践することで、徐々に新居に心を開いてくれるでしょう。
では、どんなコツがあるのでしょうか。
猫が新居に慣れるには、家具の配置を同じにすることが大切
新居に着いたら、最初に出来る限り旧居と同じような家具の配置にします。
猫は特に家具の配置に敏感なので、猫が新居に慣れるまで模様替えは控えましょう。
引っ越しで疲れている中で家具を配置するのは大変ですが、少しずつでもいいので猫の為に家具を配置していくことが大切です。
猫が引きこもりがちでも、決して無理強いはしない
猫はいきなり新居に連れてこられたせいで引きこもりがちになります。
誰でも慣れない環境下に連れてこられたら少なからずストレスを感じるものですし、猫ならなおさらストレスを感じてしまうでしょう。
そんな時はエサや水、トイレを近くに置いたら自分で出てくるようになるまで待つのがコツです。
無理強いをしても嫌がるだけですし、さらに不安感を煽るだけです。
もちろん大きな音を出したり、見知らぬ人の近くに行かせないようにしましょう。
ゆったりとした気分で猫と一緒にいる時間を増やしてあげる
猫は家の環境も大切ですが、何より飼い主がそばにいることで一番安心する動物です。
飼い主の気分によって猫の気分も左右されるので、引っ越しして3週間ほどの間はゆったりとした気分で猫のそばにいてあげる時間を増やしましょう。
もちろん猫と一緒に遊んであげるのも効果的なので、十分に遊ばせます。
ただし、トイレを3日以上、食事を5日以上しなかった場合は動物病院に連れていきましょう。
一部屋に慣れてきたら、徐々にテリトリーを広げる
どんなに臆病な猫でも、飼い主と一緒に時間をかけて接していれば自ずと新居に慣れていきます。
もしも自分から部屋の中を歩き出したら、一部屋ずつ解放して徐々にテリトリーを広げていきましょう。
猫はストレスを感じると隠れ家で心を落ち着かせようとする習性があるので、部屋のあちこちに猫が隠れられるダンボールの住処や猫グッズなどを置いておくのがコツです。
しかし、テリトリーを広げる際には完全に室内外にしましょう。
猫の中には旧居に帰ろうとして脱走する猫もいるので、脱走を防ぐ為にも窓を開けないようにするのがポイントです。
さいごに
引っ越しは飼い主だけでなく、猫にとっても一大イベントになります。
もちろん不安やストレスを感じやすく、それが健康状態を脅かすことにも繋がるので油断しないようにしましょう。
引っ越しの際には自分よりも猫の状態を最優先に考えて行動することが、何よりも重要です。
引っ越しのためにある引越し業者に見積もりを取ったら73,300円でした。
高いんじゃないかと思って引っ越し一括見積もりサイト(無料)で試しに調べてみたら42,000円の業者を見つけることができました。
あやうく31,300円も損するところだったんです。
複数の業者に見積もりを取ることで安い業者を見つけることができました。
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