あなたは引っ越し先にハムスターを運ぶ方法に困っていませんか?
引っ越し先にハムスターを運ぶのであれば、十分すぎるほどの注意が必要になるでしょう。
ハムスターを初めとする小動物は環境が変わったり振動を与えたりすると大きなストレスを感じてしまう為、運び方に注意しないと大変なことになりかねません。
ただし、引っ越し先にハムスターを運ぶ方法は複数あるので、この記事を読むことでどんな方法があるのか、どんなことに気を付ければいいかが分かります。
それでは、引っ越し先にハムスターを運ぶ方法についてご説明しましょう。
是非ともじっくり読み進めて、参考にしてみてくださいね。
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もくじ
そもそも引っ越し業者はハムスターの引っ越しに対応しているの?
同じ引っ越しをするのですから、引っ越し業者にハムスターの輸送もお願いできないか気になりますよね。
結論から言えば一部を除き、基本的に引っ越し業者はハムスターの輸送に対応していません。
しかし、中でもヤマトホームコンビニエンスやアート引越センターといった引っ越し業者であればペットの専門会社と提携しているので、安心してペットを運ぶことができます。
それでは、それぞれの引っ越し業者についてご説明しましょう。
ヤマトホームコンビニエンス
ヤマトホームコンビニエンスはクロネコヤマトの引越サービスを全国展開していますが、直接会社がハムスターの輸送を行ってくれるわけではありません。
ペットの専門会社と提携している為、費用はその分高くなります。
また、ヤマトホームコンビニエンスでハムスターを輸送する方法は直行便と航空機併用便、そしてトラック併用便の3種類です。
どの方法も基本的にペットの専門会社がこちらの業者の代わりに輸送してくれるのですが、料金に大きな違いがあります。
この3種類の中で最も料金が安いのはトラック併用便で、最も高いのは直行便になります。
航空機併用便は直行便とトラック併用便の中間くらいの値段設定です。
直行便が一番高いのは、最初から最後まで同じスタッフが輸送する為、人件費を初めとした費用がかかるからです。
ただ、同じスタッフが輸送してくれるのでその分ハムスターにストレスを与えずに済む為、心配なら直行便を利用するのがおすすめですね。
ただ、料金的に余裕がないというのであればトラック併用便の利用を検討してみましょう。
トラック併用便はその名の通りトラックを併用しながら輸送してくれる方法ですが、途中でスタッフが変わってしまうのが特徴です。
料金の高さを取るか、安心を取るかでどのコースにするか検討する必要性があるでしょう。
アート引越センター
アート引越センターでは、ファミリーサルーンと呼ばれる特殊車両を利用する為、ハムスターと一緒に引っ越すことができます。
ファミリーサルーンは家族全員でくつろげる客室スペースと引っ越しの荷物を運ぶ為のコンテナスペースが一緒になっており、専用のスペースにはペット用のケージを設置する場所があります。
特にありがたいのは、予約さえすれば別途料金がかからないことです。
かかるのは引っ越し料金だけなので、引っ越し料金にさえ注意すれば費用を抑えながら引っ越すことができるでしょう。
引っ越し業者を利用する時の注意点
引っ越し業者は引っ越しのプロなので、引っ越し業者にハムスターを輸送してもらえれば安心だと思うかもしれません。
しかし、引っ越し業者にハムスターの輸送を依頼する場合、引っ越し業者は自社ではなくペットの専門業者と提携している会社が多い傾向にあります。
そうなると引っ越し業者に依頼した費用とペットの輸送費用が合わさった費用が請求される為、費用が高くなる可能性があるでしょう。
ペットの専門会社と提携しているので安全にハムスターを運ぶことはできますが、費用を抑えるのは難しくなるので注意が必要です。
ただ、信頼ができる専門会社と提携している為、安心してハムスターを運んでくれることには間違いないでしょう。
自力でハムスターを輸送する方法とは?
引っ越し業者やペット専門業者に依頼しなくても、自分で運ぶ方法があります。
ただし、冒頭でもご説明したようにハムスターは基本的にストレスを感じやすい生き物なので、自力で運ぶ場合はしっかりと準備をしてハムスター第一に考えて行動する必要性があるでしょう。
では、ハムスターを自力で運ぶ方法についてご説明しましょう。
車でハムスターを運ぶ時の手順や注意点について
自力でハムスターを運ぶのであれば、やはり車の方が他の方法よりもハムスターにとって安心できると言えます。
ハムスターを運ぶ上で最も気を付けておきたいのは、急激な環境の変化と温度調節です。
つまり、急激な環境変化が起こることがなく、温度調節がしやすい車は自力で運べる最適な方法だと言えるでしょう。
車ならエアコンで温度調節ができますし、何よりハムスターが暮らすケージのまま移動することができるのでストレスを最小限に抑えられます。
ハムスターを運ぶならケージごと移動するのがベストですが、周辺の環境にびっくりする可能性があるので、可能であれば大きなダンボールにケージを入れて運ぶのが得策です。
この時、ダンボールの蓋は閉めずに開けておきましょう。
次に、ケージやダンボールは揺れないように足元や座席の下に置いて固定します。
そして直射日光が当たらない注意しながら引っ越し先まで移動するのが一連の流れとなっています。
特に注意したいのは、ハムスターに直射日光を当てないことです。
ハムスターは直射日光に非常に弱いので、必ず直射日光を当てないように確実に防ぎましょう。
また、ケージやダンボールを足元や座席の下に置いて固定するとご説明しましたが、できる限り揺れない場所ならどこに置いても構いません。
揺れを完全に防ぐことはできないので、ケージ内のおもちゃや給水ボトルなどは危ないので撤去しましょう。
ただ、ハムスターによってはおもちゃなどを撤去すると逆に落ち付かなくなる可能性がある為、必要なものは撤去しないで定期的にハムスターの様子を確認するのが大切です。
給水ボトルを撤去する場合は、キャベツなどの水野菜を一緒に置いてあげれば水分補給ができるようになります。
新幹線でハムスターを運ぶ方法
新幹線を利用して引っ越し先にハムスターを運ぶ場合、必ずゲージに入れて絶対に逃げ出さないように注意しなければなりません。
また、ハムスターを運ぶ場合、以下の注意事項を守らなければならないので確認しましょう。
・長さ70cm以内で、縦と横、高さの合計が90cm程度のケースに入れたもの
・ケージとハムスターの重さの合計が10kg以内のもの
この注意事項の他にも、利用する駅の改札で手回り品として280円の切符を購入します。
新幹線を利用する場合、ハムスターのケージを置く為だけに別の座席を予約することはできません。
ケージは人の邪魔にならないように、座席の下か膝の上に置きましょう。
また、通路側だと隣の人が移動する時に邪魔になる可能性が高いので、窓側の席を予約しておくのがおすすめです。
飛行機でハムスターを運ぶ方法
飛行機でハムスターを運ぶ場合、預かり手荷物という扱いになるので冷房が効いた貨物室に運ばれます。
この時に気を付けたいのが、貨物室は温度調節ができていたとしても外気温や太陽の照り返しの影響を受けてしまうことです。
それ以外に飛行機までの移動をしている間も外気温の影響を完全に受けてしまう状態なので、暑さ対策や寒さ対策が欠かせません。
夏場に飛行機を利用する場合は、日中ではなく早朝や夜など涼しい時間帯に行動しないと暑さでハムスターを衰弱させてしまいます。
もちろん保冷剤を用意することも忘れてはいけません。
冬場はもちろん使い捨てカイロなどの暖かいものでケージを覆い、寒さから守ってあげましょう。
また、貨物室には同じように犬や猫などのペットが運ばれていることもあるので、一緒に運ばれてしまうとハムスターが大きなストレスを感じてしまいます。
飛行機を利用する場合は、事前に航空会社から「ハムスターに何が起きても一切の責任を負わない」という同意書のサインが求められます。
これに同意しないと飛行機でハムスターを運ぶことができないので、覚悟の上でサインしなければなりません。
ハムスターが輸送できる航空会社は一部だけですが、それぞれ条件が違うので直接確認しましょう。
さいごに
ハムスターは基本的に環境の変化や振動などでストレスを感じやすく、引っ越し先に運ぶ為には十分な注意をすることが大前提となります。
車や新幹線、飛行機など一長一短がある方法ですが、中でもおすすめなのは車です。
車なら引っ越し費用が抑えられ、自分の好きなタイミングでハムスターの様子を確認することができます。
場合によっては他の方法も効率的ですが、引っ越し先までの距離などに左右されるので、どの方法がベストなのかよく考えておきましょう。
引っ越しのためにある引越し業者に見積もりを取ったら73,300円でした。
高いんじゃないかと思って引っ越し一括見積もりサイト(無料)で試しに調べてみたら42,000円の業者を見つけることができました。
あやうく31,300円も損するところだったんです。
複数の業者に見積もりを取ることで安い業者を見つけることができました。
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