引っ越す時に転出届や転入届を提出する必要性がありますが、別々に提出するより同時に提出できた方が楽だと思う人もいるのではないでしょうか。
引っ越した後でも転出届を提出することができるので、その場で転出届と転入届が提出できれば二度手間になりません。
ただ、そこで問題になるのは転出証明書です。
転出証明書は転出届を提出することで発行してもらえますが、その場で発行してもらえるか分かりません。
即日発行することができなければ、同じ日に同時に提出することができなくなってしまいます。
そこで、この記事を読み込むことで転出届と転入届を同じ日に提出できるのかが分かります。
それでは、転出届と転入届を同じ日に出すことができるのかご説明しましょう。
同じ日に提出したい人は、是非とも参考にして見てくださいね。
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もくじ
転出届と転入届の提出には期限がある
転出届と転入届を提出する時に忘れてはならないのが、転出届と転入届の提出期限です。
提出期限を守らないと、罰則が科せられる可能性があるので注意が必要です。
それでは、転出届と転入届の提出期限についてご説明しましょう。
転出届の提出期限について
転出届の提出期限は、新居に引っ越す予定日の2週間前以内、そして新居に引っ越したその日から2週間以内となっています。
自治体によっては2週間以上前から提出することもできますが、基本的には引っ越す2週間前以内となるので覚えておきましょう。
転出届を提出することで、転入届の提出に必要な転出証明書を受け取ることができます。
なお、転出届の提出期限は引っ越した後の2週間以内を過ぎたとしても、特に罰則があるわけではありません。
そもそも転出届を提出しなければ転出証明書が受け取れないので、本当に気を付けたいのは転入届の提出ということになります。
したがって、転出届を提出は早めに行うのがおすすめです。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
転入届の提出期限について
転入届の提出期限は、新居に引っ越したその日から2週間以内となっています。
転入届を提出するには、転出届を提出した時に受け取れる転出証明書がなければ手続きが進められません。
つまり、転入届を提出する時は手元に転出証明書がある状況になってなければならないのです。
また、転出届は提出期限を過ぎても特に問題はありませんでしたが、転入届の提出期限が過ぎてしまうと、罰則の対象になる可能性があります。
これは住民基本台帳法第五十二条の2という法律で決められており、もし提出期限を過ぎるようなことがあれば5万円以下の過料が科せられる可能性があるでしょう。
罰則を受けないためにも、提出期限内に提出するのが得策です。
転出届と転入届を同じ日に出すことはできるの?
いよいよ本題に入りますが、結論から言えば同じ日に転出届と転入届を出すことは可能です。
手続きを別々に行うのが面倒だという人は、同じ日に転出届と転入届を提出するのがおすすめですね。
それでは、転出届と転入届を同じ日に提出することについてご説明しましょう。
引っ越しした後であれば転出届と転入届を同じ日に出すことができる
転入届の提出期限の関係上、転出届と転入届を同じ日に提出したいのであれば引っ越しして2週間以内に役所や役場で手続きを行う必要性があります。
転入届を提出する時に必要なのは転出証明書なので、事前に転出届を提出しなければなりません。
役所や役場で転出届を提出して転出証明書を受け取ってから、転入届を提出する流れが一般的です。
転出届と転入届を一緒に提出するのが面倒な人のためのちょっとした裏技
転出届と転入届は同じ日に提出することができますが、それは転出届の手続きが終わったら転入届の手続きを行わなければならないので、面倒に感じる人もいるでしょう。
それぞれの手続きに必要な書類を用意しなければなりませんし、転出届の手続きは代理人が代わりに行うことができても、転入届の手続きは代理人ではできません。
何より他の手続きも手早く済ませたいのに、転出届と転入届の手続きに時間を取られたくない人もいるのではないでしょうか。
そんな時に役立つ裏技があります。
それは、『引っ越しする前に先に転出証明書を手に入れる』ことです。
転入届は役所や役場に行かないと手続きできませんし、引っ越ししてからじゃないと手続きができません。
しかし、転出届は引っ越しする前から手続きを行うことができます。
同じ日に手続きを行うのとは少しニュアンスが違うかもしれませんが、前もって転出証明書を受け取っていれば、引っ越しした後に行う手続きは転出届(転出証明書)と転入届だけで済みます。
特に郵送で転出証明書を受け取る場合はこの方法がおすすめです。
直接手続きをすればすぐに転出証明書を発行してくれますが、郵送の場合は自宅に郵送されるまで数日から1週間ほどかかる可能性があります。
引っ越しした後に郵送で転出証明書を手に入れる場合だと、提出期限がギリギリになってしまうかもしれません。
それを防ぐためには、引っ越しする前にあらかじめ転出届の手続きを行って転出証明書を受け取るのがおすすめです。
そうすることで引っ越しした後に転入届の手続きを済ませるだけで済むので、その日のうちに一連の手続きが完了します。
さいごに
転出届と転入届の手続きをその日のうちに済ませたい人は、是非ともそうしてみてはいかがでしょうか。
直接窓口で手続きすればすぐに転出証明書が発行されますし、提出期限さえ守っていればその日のうちに一連の手続きを完了させるのは造作もありません。
人によって引っ越しの忙しさは千差万別なので、手続きを分ける暇がない人などは同じ日に転出届と転入届を提出するのがおすすめですね。
基本的な転出届と転入届の手続きについてはこちらの記事をご覧ください。
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