せっかく引っ越すのであれば、好きなペットと夢のような生活を送りたいと考えますよね。
しかし、ペット可の物件を探して借りる時には、様々な注意点があることを忘れてはいけません。
そもそもペット可物件は数が少ないので、物件を探す時から難関だと思って良いでしょう。
根気よく物件を見つけたとしても、条件が悪い場合もあるので注意が必要です。
この記事では、ペット可物件に引っ越したいと気を付けるべきことが分かります。
それでは、ペット可物件に引っ越したい時に気を付けるべきことについてご説明しましょう。
これからペットと生活したいという人は、是非とも参考にしてみてくださいね。
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もくじ
そもそも何故ペット可物件は少ないの?
ペットと一緒に暮らせる物件は需要があるはずなのに、なぜペット可物件の数は少ないのでしょうか。
もっと数を増やせば、入居者も増えると思われます。
それでは、何故ペット可物件の数が少ないのかについてご説明しましょう。
ペット可物件の数は全体の1割程度しかない
これからペットと生活するために物件を探している人もがいるかもしれませんが、そもそもペット可物件の数は非常に少ないと言って良いでしょう。
どのくらいの数かというと、賃貸マンションやアパートの総物件数の中の1割程度しかありません。
地域によっては1割に満たないこともあります。
たった1割程度しか見つからないということは、その中からベストな物件を探さなければならないということになるでしょう。
ペット可物件の数が少ない理由とは?
ペット可物件の数が全体の1割程度しかないのは、ひとえにペットを飼うことで様々な問題が発生する可能性があることを避けたいからでしょう。
ペット関連のトラブルはもちろん、ペットを飼うことによって部屋が汚れますし、前の住人がペットを飼っていたというだけで入居者が敬遠することもあります。
大家さんやオーナーにとって入居者の需要を減らすようなことはしたくないはずなので、需要が高いとしてもむやみにペット可に踏み切れないのが現状です。
ペットを飼うことによって壁や床を傷つけたり汚したり、至るところにペットの臭いが染みついたりと様々な問題が発生する可能性があります。
住んでいる本人は何も問題はないかもしれませんが、大家さんにとっては住人が退去したことによって原状回復のための費用やリフォーム費用が大幅に高くなることもあるでしょう。
ペットを巡っての近所トラブルに発展することもあれば、独自の飼い方を押しつけてくるような飼い主も少なからずいます。
こういった様々な問題が起こり得るリスクを回避するためには、ペット不可のままにするしかないのかもしれません。
どうやってペット可物件を探せばいいの?
全体の1割程度かそれ以下しかないのに、どうやって理想のペット可物件を探せばいいのか分かりにくいですよね。
ペット可物件を探す時のコツは、ペット可物件を探す時にある程度条件を妥協することです。
ペットを一緒に生活しながら築年数や立地、家賃の安さなど、様々な条件が一致している物件を見つけることはほぼ不可能でしょう。
条件を妥協しないからこそ物件が見つからないこともあるので、ある程度の妥協が必要になります。
物件に暮らすのは私たち人間だけでなく、大切なペットも一緒なのでペットがのびのびと過ごせるような環境かどうかを重要視するべきでしょう。
ペット可物件は条件を緩くするほど見つかりやすくなるため、何を重視して何を緩くするのか、事前に決めておくのがおすすめです。
とはいえ、ペット可物件というだけで他の一般的な物件とは大きく違う点が多くあります。
もし良い物件を見つけたとしても、必ず営業マンにどんな物件でどれくらい初期費用が必要になるのかなどを質問するのが得策です。
ペット可物件を見つけた後に注意しておきたいこととは?
ペット可物件を見つけたとしても、そのまますぐに引っ越すのは得策ではありません。
ペット可物件一つとっても様々な注意点があります。
それでは、ペット可物件を見つけた後に注意しておきたいことについてご説明しましょう。
ペット可物件は主に2種類ある
ペット可物件を見つけた時に注意しておきたいのが、その物件『元々ペットが住める物件』か、『元々ペットが住めない物件だった』かどうかです。
この違いは非常に大きく、住んでいる時の過ごし方に影響するでしょう。
元々ペットを飼育できる物件であれば、大家さんも周りの住人もそのことを知っていて契約しているのですから何も問題はありません。
こういった物件はペットの飼育を前提として建築されており、物件によってはペット専用の設備が取り揃えられていたりと、ペットと共生できる環境が既に整っています。
ペットを第一に考えるのであれば、このような物件を探すのが好ましいでしょう。
しかし、後からペットを飼育できるようにした物件は、入居者があまり現れないような条件が良くない物件に見られる特徴の一つです。
ペット可にすることで入居者を集めようとしていることから、ペットに対する対応が行き届いていない可能性があります。
ペットを飼うということは、上記でご説明したようにペットの鳴き声や臭いなどが原因で近所トラブルが起こる可能性がありますし、壁や床も傷つくでしょう。
大家さんにとって退去後の原状回復に必要な費用が高くなるなど、入居者をより多く募集するだけの目的で付加価値をつけるには相当なリスクを負うことになります。
ペット可物件を見つけた時は、元々ペットが飼育できる物件か、それとも後からペットを飼育できるようにした物件かどうか調べる必要性があるでしょう。
ペット共生型の物件は規制を守らなければならない
ペットを飼っている以上は適当な飼い方をしてはいけないのが当たり前ですが、ペット可物件に住む時には飼育に関する規制を全て守らなければなりません。
そこに住む住人達は全員飼育規制を守った上で生活しているので、適当にペットを飼うことはできないでしょう。
これは大家さんと入居者、そして他の住人達とのトラブルを防ぐために規制がかけられているので、規制を守ってさえいればペットにとっても安心して生活できる環境になります。
ペット可物件に引っ越す上で注意すること
ペット共生型の物件には飼育規制が設けられていますが、その規制は物件ごとに違います。
一部のペットを飼うことは禁止されていたり、大型犬や中型犬はNGなど、物件によって規制が違うのでルールを確認しておく必要性があります。
ただし、ルール上では一部のペットを飼うことが禁止されていたとしても、交渉次第ではどうにかなることもあるでしょう。
壁を傷つけない猫ならOK、大型犬や中型犬でも躾が行き届いており、周囲の住民に迷惑をかけないなど、飼い主の飼い方次第で飼えることも少なくありません。
どうしてもこの物件に引っ越したいのであれば、営業マンや大家さんに相談してしっかり飼えるということをアピールしてみましょう。
さいごに
ペットと一緒に生活するためにペット可物件を探そうとしても、見つけにくいので余裕を持って探すことが大切です。
ペット可物件を探すにあたって最初からペット可なのか、後からペットが住めるようにしたのかで生活環境も大きく違います。
大切なペットと一緒にのびのびと暮らすためには、ある程度条件を緩くすることも必要になるのではないでしょうか。
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