引越しするにあたって、まず最初に契約した引越し業者ではなく、違う業者に乗り換えたいと思うこともあるのではないでしょうか。
どうしても他の業者の方が見積もり金額が安かったり、魅力的なサービスが利用できるなど様々な理由でキャンセルせざるを得ないこともあるでしょう。
しかし、既にダンボールを受け取った後にキャンセルする場合、ダンボールの扱いはどうなるのか疑問に思いますよね。
業者から受け取ったということで勝手に使うのも忍びないですし、既に使った後にキャンセルする場合だと困るものです。
そこで、引越しをキャンセルする場合、業者から受け取ったダンボールの扱いはどうすればいいのかをご説明しましょう。
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もくじ
ダンボールを受け取った後にキャンセルするとどうなる?

引越しする2日前までに引越しの予約をキャンセルしたとしても、キャンセル料はかからないので問題ないでしょう。
しかし、既に受け取ってしまったダンボールの費用に関しては国土交通省が定めている標準引越運送約款に明確な記載がありません。
この場合、受け取ったダンボールの扱いはどうすればいいのでしょうか。
標準引越運送約款に扱い方がしっかりと記載されている
費用に関しては明確な記載がありませんが、標準引越運送約款には契約の際にダンボールがガムテープ、その他に渡した資材は当店が既に実行・着手した附帯サービスという扱いになり、その費用を負担すると記載しています。
つまり、キャンセル料とは別にダンボールやその他の資材にかかる費用を請求することができるということです。
ただ、この時の費用に関してはいくら支払えばいいのか明確に記載されておらず、業者側が値段を請求するので契約を断る際にトラブルになりやすいのが欠点です。
キャンセルした以上は資材代を支払うことになると考えておきましょう。
ダンボールの扱い方法は3種類

引越しをキャンセルした場合、ダンボールの扱いには3種類の方法があります。
一つはキャンセルした業者にダンボールを返却する方法。
二つめはキャンセルした業者に資材代を支払ってダンボールを買い取る方法。
三つめは新しく契約した業者にダンボールの返却をお願いする方法。
以上のいずれかの方法から選ぶことができます。
では、これらの方法についてご説明しましょう。
基本はキャンセルしたらすぐに資材を返却する
基本的に引越しの予約をキャンセルした場合は、ダンボールを返却する義務が発生します。
引越しをキャンセルした時点で、その業者が持ってきたダンボールは不要になるので返却しなければなりません。
もちろんダンボールが未使用のままなら代金を支払う必要性ありませんし、請求されることもありません。
しかし、ダンボールを返却する為には、その引越し業者宛てにダンボールを郵送する必要性があります。
引越しの際に一度に送られてくるダンボールの量は基本的に多く、それを一度に郵送するとなると重量があるのでかなりの送料を支払うことになるでしょう。
もしも自宅の近くに引越し業者の営業所があるのであれば、直接持ち込むことで送料を支払わずに済みます。
ですが、どうしても近くに営業所が見当たらない場合は仕方がないので、諦めてダンボールを郵送するのが得策です。
ダンボールを買い取るのもアリ

ダンボールは引越し業者に返却する方法の他に、買い取る選択肢を選ぶこともできます。
そもそも返却する前に一部でもダンボールを使用していた場合は基本的に返却できなくなるので、その時点で買い取ることが決定します。
もしもダンボールを買い取るつもりなのであれば、見積書に記載してある金額で買い取ることになります。
業者によってはダンボールを無料で提供してくれるサービスもありますが、キャンセルしてしまうとサービスの対象外となってしまうので、あらゆる場合でも買い取らなければなりません。
引越し業者としては万が一キャンセルされる場合を想定して見積もりを出しているので、キャンセルする可能性がある場合は見積書を確認していくら請求されるか確認しましょう。
業者によってはダンボールを返却してもらえる
返却、買い取りの他には、なんと新しく契約した業者にダンボールの返却をお願いできる方法があります。
一見関係ない他の業者がダンボールを返却してもらえるとはとても思えませんが、引越し業界では返却を肩代わりしてくれることはよくあるようです。
どこの業者でも代わりに返却してくれるわけではありませんが、他の業者から乗り換える場合は代わりに返却してくれる可能性が比較的高いです。
もちろん、返却の際に送料がかかることもありません。
代わりに返却してくれるかは業者によって違うので、契約する前に返却してもらえるか確認してみましょう。
引越しをキャンセルしたことによるダンボールの扱いの注意点

引越しをキャンセルしたことによってダンボールを返却、または買い取りしなければなりませんが、様々な注意点があります。
ダンボールの扱いに関するトラブルは多くあるので、事前に確認する必要性がありますね。
では、どんなことに注意すればいいのでしょうか。
キャンセルされた業者がダンボールを引き取りに来ることは基本的にない
引越しをキャンセルしたんだから、持ち込んできたダンボールを引き取りに来てほしいと思う人もいるでしょう。
しかし、引越し業者にとっては引越しをするものだと思ってダンボールを持ち込んできたのですから、ダンボールを引き取りに来ることは基本的にありません。
業者側が勝手に持ち込んで強引に置いていったり、ダンボールを返却しなくていいといった理由がない限り、自分で返却するか、または買い取らなければならないでしょう。
業者が無料でダンボールを提供してくれるのは、キャンセルしにくくする為

本来、ダンボールを無料で提供してくれるサービスは利用者にとってメリットでしかありません。
自分でダンボールを用意しなくても立派なダンボールを持ってきてくれますし、荷造りをするのに必要な枚数も分かるので効率良く荷造りができるでしょう。
ただし、唯一のデメリットといえば引越しをキャンセルする他にありません。
キャンセルしてしまうと自宅の近くに営業所があったり、他の業者に返却を依頼しない限り、送料や買い取り料金が発生することになります。
そういった料金を支払いたくないのであれば、キャンセルせずに通常通り引越しをする他に選択肢はないでしょう。
業者が強引に契約を迫ることもある
業者の中には悪質な手段で契約を迫ってくるケースがあります。
もちろんあまりにも強引だと感じたら何としてでも契約を断るのが一番ですが、やむなく契約してしまった人もいるでしょう。
その場合、契約をキャンセルしようとするとダンボールを返却するように言われるばかりか、返却費用を支払うように言われることがあります。
契約したのはこちらなので返却費用を支払う義務が発生しますが、強引に契約を迫ってきた以上は費用を支払いたくないのも無理はありません。
しかし、契約上は何も問題はないので、代わりにダンボールを返却してくれる業者と契約するか、諦めて返却費用を支払うことになります。
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さいごに

誰でも他の業者の方が良さそうだと感じると、やむを得ず引越しをキャンセルすることもあるでしょう。
返却するか買い取るかを選ぶのは自由ですし、どちらにしても料金が発生するので仕方がありません。
新たに契約する引越し業者がダンボールを代わりに返却してくれることもあるので、代わりに返却してくれる業者を探すのも得策なのではないでしょうか。
引っ越しのためにある引越し業者に見積もりを取ったら73,300円でした。
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