引越し時の原付やバイクの住所変更手続きはどうしたらいいの?

引越しする際にはガスや電気、水道といったライフラインを止めなければならず、その上引越しの準備に加えて住民票の手続きなど様々なことを行わなければなりません。

特に3月や4月の引越しシーズンはどこも忙しくしている為、スケジュールを組み立てても思うようにいかないこともあるでしょう。

そんな中、バイクや原付を所有している人は新居に移動させなければなりませんが、その際に住所変更の手続きをする必要性があるのか分からない人もいるのではないでしょうか。

原付やバイクの住所変更手続きはしっかり手順を踏んでいかなければならない部分もあるので、しっかりと手続きをする為にも必要なものなどをチェックすることが大切です。

そこで、引越しする際に原付やバイクの住所変更手続きをする際にはどうすればいいのかをご説明しましょう。

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そもそもバイクや原付の住所変更手続きをする必要性はあるの?

引越しの際には様々な準備で忙しいので、わざわざバイクや原付の住所変更手続きをする必要性があるのかと疑問に思う人もいるかもしれません。

ただでさえ忙しい時期に、バイクや原付の住所変更手続きまでしている暇はないという人もいるでしょう。

この場合、必ず住所変更の手続きをしなければならないのでしょうか。

必須ではないけれど、バイクや原付に乗れなくなる

引越しする際に必ずバイクや原付の住所変更手続きをしなければならないというわけではありません。

引越し先によってはバイクや原付に乗らない可能性はゼロではありませんし、引越しを機に新しいバイクや原付を購入することも十分に考えられます。

もしも引越しする際にバイクや原付の住所変更手続きをしなかった場合、税金請求書が新居に届かなくなります。

新居に引越すにあたって転居届を提出することになるかと思われますが、それっきり住所変更も何もしないようだと翌年から税金請求書が郵送されなくなる為、納税出来なくなるのです。

当然、バイクや原付の納税を1回でも怠ってしまうと、次からバイクや原付を継続して使用する検査が受けられなくなるので車検が切れてしまうことになるでしょう。

必ずしもバイクや原付の住所変更手続きが必要になるわけではないとはいえ、そのままではバイクや原付に乗れなくなることに注意が必要です。

バイクや原付の住所変更手続きを行う時の方法をご紹介!

引越しの際のバイクや原付の住所変更手続きの必要性が分かったところで、次に住所変更手続きをする方法についてご説明しましょう。

バイクは細かく分類すると

・50㏄から125㏄までの原付
・126㏄から250㏄の軽二輪バイク
・251㏄以上の小型二輪バイク

以上の3種類に分かれています。

これらの住所変更手続きを行う際に忘れてはならないのが、原付は市区町村の役所、それ以外は地域を管轄している陸運局で手続きを行う必要性があるということです。

それぞれの手続きには必要になるものなど様々な違いがあり、同じ市区町村か違う市区町村に引越すかでも変わってくるので十分に注意しましょう。

では、3種類のバイクについて必要なものなどをご説明します。

場合によってはナンバープレートも変更しなければならない?

それぞれのバイクの住所変更手続きをする際には、ナンバープレートも無関係ではありません。

同じ市区町村に引越す場合はナンバープレートを変更することはありませんが、違う市区町村に引越す場合はナンバープレートを変更する必要性があります。

新居がある地域を管轄している市区町村の役所か、陸運局で新しくナンバープレートを発行してもらうことになるでしょう。

幸いにも他の手続きをすると同時に発行してもらえるので、そこまで難しいことが要求されているわけではありません。

50㏄から125㏄までの原付バイクの住所変更手続きをするには何が必要?

原付バイクの住所変更手続きをする際には、同じ市区町村か違う市区町村に引越すかで必要なものが違います。

まず、同じ市区町村に引越す場合に必要になるのは転居届のみです。

原付バイクは市区町村の役所に転居届を提出することによって自動的にバイクの所有者としての住所変更が行われる為、非常に簡単です。

引越しする際にはどちらにしても転居届を提出しなければならないので、意識しなくてもバイクの住所変更手続きが済ませられます。

もちろん、同じ市区町村内なのでナンバープレートの変更もありません。

場合によっては役所に電話するだけで手続きが済ませられることもあり、代理人が手続きする場合でも委任状が必要ない可能性もあります。

続いて新居が違う市区町村にある場合は、旧居がある地域の市区町村の役所で原付バイクの廃車手続きを行い、廃車証明書をもらいます。

その後に新居がある市区町村の役所で廃車証明書を提出し、住所変更手続きを行うのが一連の流れです。

なお、旧居がある市区町村の役所で廃車手続きする際には、

・廃車申告書
・身分証明証
・印鑑
・ナンバープレート

以上が必要になります。

新居がある市区町村の役所で手続きをする際には、

・廃車証明書
・標識交付証明書
・新住所の住民票
・印鑑

以上が必要です。

役所によっては廃車手続きと住所変更手続きが同時に出来る場合があるので、同時に出来るか確認する必要性もあるでしょう。

126㏄から250㏄の軽二輪バイクの住所変更手続きをするには何が必要?

軽二輪バイクの住所変更手続きは引越し先を管轄している陸運局で行います。

軽二輪バイクの住所変更手続きをする際は、たとえ引越し先を管轄する陸運局が変わらなくても全く同じ手続きをしなければなりません。

住所変更手続きに必要になるのは、

・軽自動車届出済証
・新住所の住民票
・印鑑
・軽自動車届出済証記入申請書
・有効期限が残っている自動車損害賠償責任保険証明書
・軽自動車税申告書
・ナンバープレート

以上が必要です。

これらの必要になるもののうち、引越し先を管轄する陸運局が以前と違う場合にのみナンバープレートが必要になります。

なお、ナンバープレートを変更する際には発行代として600円程度が必要です。

また、軽自動車届出済証記入申請書は陸運局で販売されています。

軽自動車届出済証は車検証を持っていけば問題ありません。

251㏄以上の小型二輪バイクの住所変更手続きをするには何が必要?

小型二輪バイクも軽二輪バイクと同様に、引越し先を管轄している陸運局で行います。

小型二輪バイクの住所変更手続きをする時も、引越し先を管轄する陸運局が変わらなくても全く同じ手続きをする必要があります。

手続きに必要になるのは、

・手数料納付書
・自動車検査証
・新住所の住民票
・印鑑
・有効期限が残っている自動車損害賠償責任保険証明書
・ナンバープレート
・軽自動車税申告書
・申請書

申請書についてはバイクの住所変更手続きをする際に必要になるので、陸運局で購入しなければなりません。

ナンバープレートは軽二輪バイクと同様に、以前と管轄している陸運局が違う場合に費用になります。

自動車検査証は車検証があれば問題ありません。

また、軽自動車税申告書は必要である時とそうでない時があるので、事前に必要になるのか確認しましょう。

バイクの住所変更手続きをする時の注意点

それぞれのバイクの住所変更手続きをする際に必要になるものを用意すれば、手続きがスムーズに出来るでしょう。

ただし、バイクの住所変更手続きをする際には様々な注意点があります。

先に済ませておかなければならない手続きもあるので、バイクの住所変更手続きだけに気を取られないようにしましょう。

バイクの住所変更手続きにはどのような注意点があるのでしょうか。

先に住民票の手続きを済ませよう

それぞれのバイクの住所変更手続きをする際には、新住所の住民票が必要不可欠です。

原付バイクの住所変更手続きをするなら同じ市区町村の役所で住民票の手続きも出来るので手間がかかりませんが、それ以外のバイクは事前に転居届や転入届などを提出して先に住民票の手続きを済ませなければなりません。

新住所の住民票を陸運局に持っていかなければ、原付バイク以外のバイクの手続きが出来ないことを覚えておきましょう。

バイクの住所変更手続きは引越しした後から15日以内に済ませる

バイクの住所変更手続きは引越ししてから15日以内に行うという決まりがあります。

もしその期間を過ぎてしまうと車検や納税など様々な問題が出てくる可能性が高い為、どんなに急いでいても確実に住所変更手続きを済ませるようにしましょう。

なお、忙しくて手続きに行けない場合は、委任状を用意した代理人が手続きをすることが出来ます。

とても忙しい場合は、代理人に任せることも必要になるでしょう。

さいごに

バイクを所有していないから関係ないといえばそれまでですが、所有している人にとっては見過ごせないことです。

きちんと住所変更手続きを済ませておかないと車検が切れるなどの問題になりかねないので、自分が所有するバイクの種類に応じて必要なものを取り揃えていきましょう。

引越ししてから手続きまでの期間が短いので、早めに住民票の手続きを済ませて一気にバイクの住所変更を済ませてしまうのが得策ですね。

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